今、己の人生を振り返り、思う事は
幸せだった。
そして現在、かなり幸せと充実感を感じている
その思いに反して
現状といえば、今これから書く状況の真只中に居る
10月19日23時30分現在
俺は東京におり、実弟から電話がかかってくる事など
予想もしない出来事が
その時間に起こったんや
実弟とは仲が悪く
刑務所出入りする俺を快く思わず、疎遠になっていたからや
俺と、弟は幼少期に
実親とは別に
養父母がおり、ほとんどの時間を養父母と過ごしており
実父母より親密な関係性を築いていいた
そして
その時間にかかって来た電話は
弟
「兄貴、オヤジが倒れた、今救急車呼んださかい、スグ家の方行ったってくれへんか?」
俺
「わし、今東京や、スグは行かれへんぞ。で、状況はどんな感じやねん」
弟
「分かった、俺が走るは、なんでも脳梗塞起こしたらしい
詳しい事はまだ全然わからんのや、
わかり次第連絡入れるは」
俺
「わかった、わしも今からそっち向いて走るは。」
そんなやり取りがあった
俺はその時
ラバダブ関係で東京を訪れており
12月半ばまで、ビッシリとスケジュールされてたんを
全てキャンセルし
大阪へと向かったのである
そしての今日がある
やんちゃなガキの頃から今日まで
迷惑をかけっぱなしの、目の前に横たわる
老いぼれた一人の老兵
一つの時代を一代で築き上げたこの男
大阪の金融界の裏も表も知る
フィクサー
あれから、26日間
現役を退き20年、オヤジと慕い、今もなお続くのは
俺ら兄弟2人だけで
特に俺はスグ近所に家があり
この26日間入院に関するサポートや
行政手続き、保険、申請
オヤジの家の(1400平米の豪邸)管理
など、全てこなし
抱える、3つの裁判の打合せや、出廷
とかで、目の回る毎日を過ごしていた
毎日欠かさず面会に行き、洗濯物を引き上げ
この俺が、洗濯をし
膨大な庭の手入れをしと
やる事は数え切れない
それに付け加え、毎日来る面会者の対応にも
追われる
そんな毎日を今正に現在進行形の中でこれを書いている
昨日の夜寝る前に
ふと、自分の今までの人生を
客観的に他人の目線で見ることをした
そして見えたのが
薬物中毒、密売、隠れた生活、ヤクザ、シンジケート
逮捕、刑務所、ギャング、殺人、自殺、OD,
幻覚、幻聴、精神障害、懲役、保護観察、ドロボー
密輸、警察、麻薬Gメン、半身麻痺、
C・B型肝炎、膵炎、ムチウチ、事故・・・・
なんとまぁー
他人目線で見るキーワードの、この負のイメージ
俺が、他人なら
こお言う
「こんな人には絶対近づいては、ダメ、ですよ!」
って
しかしながら当の本人は
全く自分の事を
不幸
な人生などと思った事は一切ない
愛する者を失う気持ちを2回も味わい
5回も逮捕され
他人が見れば最悪の人生やと思う
それは、他人が勝手に思う事で
当の本人は
振り返って見ても
幸せ
な人生だとしか思えないのである
決して負け惜しみでもなんでもなく、事実なのだ
何故、そんな風に思えるのか?
簡単である
自分の置かれている環境をいかに楽しむか
この言葉に尽きる
金があったら幸せだ
と
思った瞬間から不幸は始まる
今これを読んでるお前らに理解ができやろか?
これが、俺からのメッセージだと
受け入れてくれる柔軟性を持つ者には、キット
幸せが転がり込んで来るやろ
悩む事もなくなる
俺は、そう願う
終わり