2021/06/19

後輩からの相談③【完】(BU)

DATE: 05/26/2015 13:30:00


長らく放ったらかしにしていた
記事
何と、珍しくこの俺が2010年からそのままになってた書棚を片付けてたら、

事件関連書類が出てきた。


登場人部の整理をしようか。
盆中の Y
ホンマもンのジャンキー先輩 H君
後輩の 櫻井
中古車屋オーナー 藤田
中古車京都エンプロイ 熊田
詐欺グループの下っ端 木村

まずは、藤田の出した見積書や

<img src="http://blog-imgs-74.fc2.com/d/o/o/doopdays/sagi01.jpg" alt="sagi01.jpg" border="0" width="452" height="580"/>
(コレは書類が保管されていたFc2のコードやが
今は存在しない、別の場所にあるが何処か不明)

熊田は木村を近所のファミレスの駐車場に呼び出した。

この時点で、藤田には9寸釘を打ち込み開放してた。
熊田含むドブネズミは
右ハンドルの超高級車の中で
Y
による熊田への調書巻が始まっていた。


熊田の顔からは血の気が引き
真っ青

そらそやな、横にアサシンブレード握りしめた
Y
が、また違う顔で座ってるんやかな、
どんな顔か、
元々離れたる目の目の玉が
左右で違う方向に視線があるんやからな、
見たモンでないと分からん、俺でも
背筋が凍る様な
何をしでかすか分からん顔とでも言うとイメージできるやろ。


熊田が
「木村、来ましわ。」
言うんで、

熊田を車から出し、木村を連れて来る様に指示した。
ん?
熊田が逃げへんかって?
屁みたいな質問するな!
熊田は、Y の恐怖にコントロールされとるんや、ありえへん質問や。
財布は預かっとるしな。

木村が車に乗り込んだ、
Y と俺が

「よーこそ、キムラ君」
と、ハモってしまった。(笑)

木村は事態が飲み込めれてない様子で目を真ん丸に
いや、点、になっていた。

マー、仕方ない
先輩 H君が助手席で
エナジー補給中やったんで、素人さんが見たら、目が点になってもおかしはない。


Y
は、何回も説明するんがめんどくさい言うて
熊田に説明させた、


説明を受けた木村はバカか、今時の若いもんなんか知らんが、
ふてくされ態度に出た、
途端、
Y
のアサシンブレードが木村の歯にあたり
前歯が2本宙に舞った。

おもった瞬間、右足に走った激痛に
顔を歪める事となった。


俺は、熊田に聞いた
「お前が、この件に関わった事への償をコレで表わせ」
と、言い
熊田の財布からCCを2枚手渡し、車から放り出した。


Y
の調書巻はだてに懲役
11回も行っとらん、本格的なもんで
黒幕を暴くのには時間がかからんかった。


本幕は、滋賀県にある食品会社の
女社長
銀行も1枚噛んでると言うではにか。
バックには、O組が付いて居ることがわかり、
先手を取る事になった。

Y
は、木村にO組に電話を掛けさせた。
事情を説明させ、電話を
Y、に変わった。

Y
は、ヤクザの扱いに長けていると言うより、
ヤクザ相手にシノギかける
命知らず、何回も、拉致され、フルボコにされても必ず、復讐する
Y

1度俺も復讐に付き合わされ
ある奴を、神戸の山奥に一升瓶2本とロープを持って行った事がある。
何を、したかは想像にませるとする。
「ははははっはハッハッハッハッは」


電話、一本でO組と話をまとめ、
木村のガラを自由にしてもよいと、取り付けた。
流石である、俺にはそんな交渉は出来ん、
まだまだ、自身を小物やと感じざる負えなかった。


条件には
食品会社、銀行には手を出すなと言う条件付きではあったが、
ドブネズミトリオに取っては、
木村
1人で十分だった。

まず、木村の持ってる
CC、クレカ、
合計6枚
現金化にした、トータル70

思ったより少ない、
時間は、夜中の1時を回っていた、

目的は
「ドン・キホーテ」

ナビにドン・キホーテと打ち込みナビの通り走るが何かがおかしい、
高速の行く先方面が名古屋方面、
俺は、上六のドン・キホーテと思ってたので、ナビを再確認、
何と、
目的地は、新宿の
ドン・キホーテ
だった、


ナビを打ち直し走りだすと
高速を名神から近畿自動車道に入り、八尾出口で降りろと言う
何かおかしいなぁ~と思いながら
ナビどおりに走ると
到着したのは、八尾のドン・キホーテやった。
なんや、このナビ、上六て打ち込んだのに・・・


マー、
ドンキィーも開いてたんで
木村と共に4人でドンキィーに入ったら、
H君
エネルギー切れのようで、
ヘロインセットを持ってさっさとトイレに駆け込んだ、


Yが、漏らす。
「プー中の役立たずがァ」

うむぅ~
確かに、H君はおっただけで何もしていない。
したのは、2回のエナジー補給だけである。
俺?
大丈夫か?

俺は、
木村と、Yが、ディスペンサーに行ってる間に
キッツい目の
SpeedBall 
かましてたんで、ドンキィーでは、まだまだ
ガソリンは半分以上あったんや。


ドンキィー
目指す場所と言えば???

アンタやったら何処に行く?

時計売り場やろ、
時計、
H君がエナジー補給中に
木村に3本の時計をローンを組ました。


現金化のために、
ROLEXサブマリーナ、
Y
自分用に
omegaSPEEDMASTER
自分用に
VUITTON 金無垢のタンブール


しめて、140ほどのローンを組んだ
H君には、ROLEX以外は内緒である。
その他に、クロムハーツの指輪、チャーム、グッチのメガネや小物
Y,と俺様に
買い込んだ。


大国町に着く頃には、夜も開け
6時頃になっていた、
70+180
250


木村の開放時間だ、
木村は、何も持っていない、
1円すら、
身分を明かすもの


大国町ではPON中の間では有名な喫茶店
ん~
「カフェ」?
に、
「1人待っとけ」と
戻ってくるからと言いそのまま放置した。


俺らは、
H君の部屋に行き、大黒屋が開くのを待ち、
俺が、木村の免許書で
サブマリーナを
40ほどで
買い取らせた。
木村のHUNTING WORLDのカバンと、ヴィトンのサイフと共に。


そうそう、
熊田は自分の償いを
27
と、した、
と言うより、それが全てやったんやろ。

目に見える
70+40+27
137

1人
40チョイずつ、
H君と分けたのだった。


Y、
は、それを持って日本橋にあるサイコロ屋にある、
サイの角で出来た、サイコロを買いに行った。
3個で、6万の高級なサイである、
当然、タブ用なのは言うまでも無い。


俺と、H君は


早速
プーとS、X、紙、パカ
を、しこたま買いに行き、
Dホテルに部屋を取り、

天国への階段
登って行った。


気が付けば、
78時間過ぎていた。


結局、は、
後輩には3万渡しただけで
この仕事は、無事完了をした。


その後、木村がどうなったかは定かではない。


おわり</

2021/06/16

バッタ屋(現在で言うディスカウントショップ)(BU)

DATE: 10/06/2015 05:11:06

バッタ屋と言う商売をご存知か?

あれは、今で言うディスカウントショップとでも言うんか
倒産品や、会社整理の時
整理商品を現金片手に買い叩き
通常よりかなり安くモノを仕入れ、それを
現在で言う、ディスカウントショップに卸したり

お大手量販店の催事等に使われたりする
仕入れの達人の事を

バッタ屋
言う

当時、俺は24歳
ある人の紹介で1人でこの商売をしていた
Mと言う人物に紹介され
番頭として働くことになった。


Mは、ダイエーや、トポス、プランタンの
口座を持っていたのだが、
この口座

取るのが非常に難しく、そう簡単には取れないモノで
口座が無いと
ダイエーや、トポスに
商品を納品する事が出来ん仕組みになっており


いくら安く商品を仕入れても
口座を持っている業者を通さないと取引出来ない為
口座は喉から手が出るほど欲しい


口座
を、貸すだけで、
マージンを頂けるのだ、大体相場は
15-30%
下代から落とされる事になり


年間1億の商いをすれば
1500万~3000万円

労せずに懐に転がり込んで来ると言うシステムとなっていた

オッサン、Mは何故この
口座
を手に入れる事が出来たのか?



当時、大流行りのDCブランドを、オッサンMは
破格の値段で仕入れるルートを持っており
DCブランドは、20%OFFで
催事を打てば、売れ残る事は皆無で


各社のバイヤーにとっては、喉から手が出る目玉商品であり
関西エリアで
上代の45%OFFで卸す事の出来るのは、
オッサン、M以外にはいなかったので、バイヤーは
裏から手を回し
大手メーカーですら審査が厳しく取ることの難しい
口座
一個人の業者にはまず下りる事のない
審査を
軽々と通したんであった


この頃、ダイエーは日本全国に数百店を展開する巨大スーパーで
各店舗
100万の取引でも
その額は、1億にも登るんやから


どれくらいの商いができるか
想像してみてくれ!

オッサン、Mの会社は従業員
俺、1人の有限会社で
役員は、オッサンの身内が占める
名前だけで
現場に出てくる者はおらん


では、オッサンは商品を何処から、なんぼで仕入れているかと言うと
当時、扱っていた商品は

DCブランド、ディマジオ、ドルチェ(ライカ)
マンシング、ラコステ、ファイブフォックス、
ルイビトン、ROLEX、ミキハウス、ヒステリックグラマー、
ヒステリック・ミニ
イタリアンブランド、ジャーマンブランド、フレンチブランド等々


デザイナー物から、ヤクザブランド、海外ブランド
衣料品、宝石、雑貨、時計、貴金属
偽ドルまであったから
もはや、カタギの商売ではなかった


ほな、何処から仕入れていたか?

コピーなどではなく、まんま
本ちゃんで、仕入先は、驚くなかれ
「 窃盗団 」

当時も、今も、人差し指を90度に曲げた品の相場は
1掛け
相場は決まっている

40万のアルマーニのスーツなら
4万円

それを
22万円で卸すんやから
利益率は
45%
にもなる、凄い商売なんやこれが・・・


催事では20%OFFで
広告が打たれ、目玉商品と化すんやわ


まるで、スマグラー並みの
利益率以上かもしれんな


催事商品が売れ残らない理由の
1つ


ブランド、メーカーが
安売りを見つけると、全て買い上げるんで
売れ残ると言う現象は起きない


が、
メーカーも馬鹿ではなく
盗難品の商品の品番を控えており
警察へ報告


何度、俺の目の前で、オッサンが警察に連れて行かれるんを見た事か
俺も、何度事情調書を取られたか


しかし
オッサンが捕まる事はなかった

とんだ、食わせ物であるこのオッサン
M


東三国のホテルタイプのワンルームマンション
3部屋借り、事務所、倉庫として使っていた


商いが大きくなると
窃盗団だけでは追いつかなくなり

キャリアーと呼ばれる
台湾人のオバはん軍団が手荷物で
タイから


オッサンは、タイに飛んだ
タイは、近隣諸国で唯一ライセンス工場があったんで
オッサンはその工場に出向き
商品の横流しを行わせ



それを
キャリアーのオバはんが手荷物で運べるだけ運ぶ
マンシングや、ラコステのポロシャツには
ネックタグが取られ、胸の
ロゴ
には、全く別のロゴを
仮縫いし
ノーブランドとして税金を逃れており


日本に入って来てからは、内職のババァ達が
ロゴを外し、ネックタグを縫い付けると言う
工程を経て、変身させた。


まるで、麻薬のスマグッリングのようだ。

M
オッサンの裏技は

まだまだ続くが

公開はロックをかけるんで

次回、お楽しみあれ~