話は前後するが、
タイにヘロインを仕入れに行った時の話である。
俺に場合は当時秀インターナショナルと言う旅行代理店で
(現在のHIS)
格安チケット、14日フィックスと言うチケットを
5万円台で購入する
この、フィックスと言うチケットは、帰国便の予約を決めて手配する、
14日間の期限付きのチケットなんやけど、
予約の変更は可能
宿は、決めていかないのが常で、
ホテルは、到着してから決めることにしてる。
仕入先は、バンコックにもあるのだが、行くのは限って、
チェンマイに行く。
理由
簡単な理由だ、ヘロインの純度がバンコクより遥かにいいからだ。
それに、安い、
バンコクの半額に近い
バンコクに到着して、空港で数時間待ち、チェンマイ行きへと乗り継ぐ、
当然、日本からヘロインと覚せい剤は持ち込んでいる。
どこに隠して持ち込むかと言うと、Gパンのちんこ出すところの裏側を数センチきり
そこは、袋状になってるんで、ヘロイン3gに覚せい剤3gキッチリ収まるのだ。
では、シリンジはどうかと言うと、半分の長さの切断した、短いシリンジを2本
ベルト通す所の、裏地を同じように切り、そこに仕込む。
当時はそれで行けたのだが、9.11事件あと、香港へ行った時
セキュリティが厳しく、金属探知機がシリンジの針に反応して
すったもんだの挙句、
Gパンのボタンと言う事で係員を納得させ、
5年前に、香港に仕入れに行った事がある。
正直、危なかった、ポリも来よったから、
こら、行く前にやられたら、目も向けられへん。。。。
ホテルは、そこそこ良いホテルに泊まる。
ゲストハウスは何時ガサが入るかわからないのと、泥棒が多いので、
チャンマイでの定宿は、
ポンピンホテルか、メーピンホテルに泊まることにしてる。
それと行く前に必ずする事が、1つある、
AIUの保険に入るのだ。
オプションで、携行品に最高額の100万円駆けていく。
ピン、と来た人もいるだろうが、
この保険を丸々もらうためだ。
タイのツーリストポリスは、協力的で、
2400バーツ払うと、英文で盗まれた物のリストの作成をしてくれる。
この、レポートがあれば、当時は必ず保険が降りていた。
流石に、7回連続でやったら、
7回目は
かなり調査が入り揉めたが、
警察の出すレポートが威力を発揮し時間は掛かったものの
100万満額
振り込まれていた。
その中そんなに甘くなく、8回目は、保険にすら入ることを拒否された。
しゃーないんで、クレジットカードに付いている海外旅行保険から、
30万だけ頂いた。
9回目以降は全く相手にしてもらえなかった。
そらすやろ、
700万も手に乗ってるんやか、
それも、連続で、
よー詐欺で捕まれへんかった事や。
くわばら、くわばら。
俺の引き先は、なんの変哲もないと言うかタイにしては、かなりの豪邸
で
あるが、ごく普通の民家で、1990年代は、wuonと言う、
クンサーの関係者のモン族の
ラジコン好きの、どえらいヘロイン中毒者で
彼の家に行くと、どれだけあるんやと、言うぐらい、フイルムケースに入った、no4 ヘロイン
が、限りなく出て来ていた物だった。
そのwuonも、90年代後半に、肺がんを患い帰らぬ人となった。
元々、おじいちゃんの代から、ヘロインビジネスをしていたトム家族は、
おばあちゃんと、嫁の アトゥー、が後を引き継ぎ
ヘロインの中継地として機能していた。
1度ある日何の連絡のなしで、訪問した事があったが
フィルムケースに入った6-7gのヘロインが即出てきた。
wuonは、プー中やったけど、
おばあちゃんと、嫁は、ヘロインをしない、が
薬物全般の商売をやっていた。
1度、金がなく、売れたら払うとと言う事で、料金、
フロントで
500g
当時で90万円ほどを、付けで買ったとき、
振込先銀行を確認するために
貯金通帳を見せて貰ったことがあったが、
そこには、数千万バーツの金が預金されていた。
何回も行くうちに、wuonの家が回りと違うことに気がついた。
門番や、用心棒のような奴が、
3人
住み込んでいた事だ、
それに、車が全て日本車で、4台もあった。
ランクルに、ピックアップ、セダン、スポーツ
が
あった。
よく見ると、敷地内に3軒の家が建っている。
門番用の家、
wuonの家
おばあちゃんの家
ガレージの門は鉄骨製で、防弾の役目を果たしてるように思えた。
wuonが生きていた頃は、2人でトムの持つ牧場に行き、
wuon自慢の、ガンコレクションを持ち出し、
アルマジロ撃ちに行ったもんだ、
軽く見ても、wuonは常時3丁のチャカを身につけていた。
腰
腹
足首
へと装着していた。
wuon曰く、安全のただそうだ。
当時は、クンサー派と、国民党残党とがチェンマイではいがみ合いをいていた
マッタだ中だったからだ。
カレン族の独立や、クンサー率いるシャン族の独立運動真っ只中だった。
この時は、
もう、wuonも死に、
アトゥーが外国人に対応して世界各国へとヘロインのバイヤー達に供給していた。
アトゥーは元々、ミス・チェンマイで
かなりのべっぴんさんである。
その娘の ティック はまだ、15歳だが英語が堪能で
日本人に興味を持っていた。
15歳ではあるが、一人前の薬物ディーラーであり。
アトゥーが引退したら、ティックが後を継ぐんやなと、俺はそう感じた。
この時は、70万円で、450gの仕入れで来た。
金を渡せば、あくる日の夜には、ボディパッキングように、
メイク
してくれている。
密輸手段は、ボディパッキング、
ケツの穴から、30gの繭状の塊を、5個入れる。
恥trの時こそ、抵抗はあったが、慣れてしまえば何の問題もない。
150g
ケツから~
他に、飲み込むように、
2gづつの、手術用の手袋の指の先の部分に詰めた、丸い玉を
150個
時間をかけ、ヨーグルトと一緒に飲み込んでゆく。
これは、結構キツいものがある。
合計
450g
gー1500円位である。
それとは別に、滞在してる間の間のヘロインは好きなだけ
持って帰って良い。
ヤーバーや、メタドンの用意のやってくれる
今でこそタイでも アイス が流行ってるが、当時は、ヤーバー、
コカイン、オピウム、ヘロイン、モルヒネ、ガンジャ、メタドン、LSD、MDMA
を
仕入れることが出来た。
シリンジは、薬局に行けば1本10バーツで売っている。
箱ごと買うとかなり安くしてくれる。
wuonの所の、
ヘロインは純度
90-98%にもなる、
バンコクではこの、no4に混ぜもんしよるんで、80%台になる。
このヘロインを知ると、他のヘロインは出来ない、
チェンマイを経つ前の日に、この
450gを全部
時間をかけ
体に入れてゆく。
それから、約30時間は入れっぱなしである。
それまでに、ツーリストポリスに置き引きに合ったと届出をする。
入念に、100万を越えるように何を取られたか
書出しておかないといけない。
1品目、いくら高くても、10万までと決まってるんで最低10個以上取られたことにしなければならない。
俺がよく使うのが、
タイには、金屋が多いので、金製品を買ってスグ取られたと言う話を
でっち上げ、
半分はこの金製品でレポートを書いてもらう・
後は、パソコンや、デジカメ、ビデオ、ブランドバッグ、にブランド財布、
電子辞書、など、ボールペン1本12万円とか、嘘丸出しの
レポートになるが、警察発行のハンコが付いてあるので、保険会社もおかしいと思いながらも、
書類提出から、1週間で口座に振込まれる、
これで、仕入れ代金は大幅に下がる。
仕入れに行って、お金までもらえるのだから、やらない手はないのだ。
帰ってきてからは、10g=30万で卸す。
それを買った奴は、g=6万、0.1g=1万で末端に渡る
こんなことを1年間で
22回もタイに行った。
この当時は大様の様な生活が出来ていた。
ヘロインはたんまりあるし、
金も
あるし、
そんな訳で、車好きの俺は、ヴィンテージカーを
400万かけ、リビルトして
乗っていた。
メチャ派手な車で、今思うと恥ずかしくなる。
ポルシェの356スパイダー言う
オープンカーやった。
それに乗って、ヘロインを売り捌いていた。
懐かしい、思い出である。
__________________________________
2019年
今年も終わりである
君等の1年はどんな感じでしたでしょうか
?
俺は、セックスに明け暮れた1年
来年も
多分
そうなるやろなぁ
ほな、また、来年
!!