2023/06/07

タイで出会ったヤバい日本人

それは、先日このブログを書いてた時に

思い出した記憶で

多分、1st 2ndでも書いてないと記憶するが

もしも違うてたら、スマン!!


それは、俺がタイへ行きだして間もない頃のこと

俺れは、シーロムロードをチャオプラヤ川側にある

中華系のホテルに泊まってその当時の

【おそらく1991-2年頃】

バンコクを呑気に観光していた時のことだったと思う


その時無性に日本料理が食べたなって来たので

日本料理屋を探しにホテルの界隈をぶらぶらと日本食を探して

シーロムの北側にあるスラワンロードを歩いている時に

偶然にも日本人を発見したので声を掛けたのが

このヤバい日本人との最初の出会いであった


その日本人は見かけはジーンズにシャツ姿で小綺麗な

全く普通の、the日本人って感じ 


俺も一人、その日本人も一人だったので

気軽に声をかけた

「日本の方ですか?」

彼は確かカツ丼を食べながら下を向いたまま

軽く会釈をしてから俺を見た

彼はカウンターで座っていたんで俺はその横に腰を下ろし

他愛のない世間話や、どこから来たとか、

何回タイに来ているかと言う話をしていたのだが

そこに珍客が訪れることになった


日本人の年配の夫婦が日本食屋にやって来た

彼等は店主と何やら話をしている

聞き耳を立てて話を聞いていると、何やら娘がバンコクで行方不明に

なって探していると言うらしい話が聞こえている

かれこれ2週間になるが警察は全く捜査をしてくれないらしく

この店に娘の写真を貼らしてくれと言うことだった


当時のタイは結構な数のツーリストが行方不明になっていて

カオサンロードなんかにも家族や友達が情報を求める

フライヤーなんかがそこら中に貼られていたので

当時は、まぁよくある話と聞き流していた


そして彼等が店を後にしてから

俺の横に座っていた日本人がぼそっと俺にこう言った

「僕のアルバイトの関係ですかねぇ?」

「えっ、〇〇君のアルバイトって、何何??」


話を聞くと、彼は半年タイでバイトして、半年日本で遊んで

の生活をこの数年続けていると言う


普通は逆で、日本で半年働いて、タイで半年遊ぶが普通で

彼の場合その逆である


俺は彼のアルバイトに興味津津で

彼の提案で彼の部屋にお邪魔することになった

その日本料理屋からトゥクトゥクで20分ほどの閑静な住宅街の

高級そうなタワーマンションに到着した

かなり高そうな部屋に彼は一人で住んでいた

彼はパカは吸うものの他のドラッグは一切することはなかったのは

後で気付くことになるのだが、仕事の関係上のことであった


俺はまず自分のことを話し始めた

チェンマイののとや、ドラッグのことや、スマッグリング

に付いてのこと等、一通りは話した

俺の感じでは今までタイで出会った日本人とは

何か違う感じがしていたが

ドラッグの仕事やと思い込んでいたので

話が弾むものだと勝手に勘違いしていた


彼は自分のバイトの事について

ポソポソと俺に目線を合わせることなく話し始めた

そのバイトは、数年前に友達から引き継いで始めたと言う


この話が本当なのか、嘘なのかは俺は知る由もないが

未だに強烈に印象に残り覚えていることから

そまま書き起こす


彼は。確か肉屋?花屋?何屋か忘れてが

バンコクに来たらまずそこへ車を取りに行くと言う

車はハイエースの様なバンタイプの車で

側面にはその屋号が書かれているらしい、その屋号はある種の

目印でもあるらしい


それから車に乗ってバンコク市内のある病院へ向うという

彼曰く、その病院では

タイ全土から誘拐された外国人達を監禁しており

体のある箇所を注文通りに切断する手術が行われていると

未だに信じられない事実を普通の口調で話す

普通に見える普通の日本人が俺には目に見えない何とも違和感を感じた


切断されるのは主に手足で、注文と言うのは

その誘拐された子達をオークションで買った飼い主達が

切断する位置を注文すると言うらしい

そう、だるま-女-を生産している


両手足、根本から切断とか、肘から切断とか等など

その注文通りその病院で切断された彼女たちを

彼は、毎回6~8人ずつ車に乗せて

灼熱のバンコクでは感染症になる恐れがあるらしく

北の涼しいチェンマイまで車で運び、チェンマイの病院まで運ぶ

のと、彼女らの世話をするのが彼の仕事らしい


半年の間に数回女の子を運び

多い時には20人を超える年もあると言う


続く