2021/11/20

俺の襲撃事件、本当はヘタレな俺

俺の襲撃事件、本当はヘタレな俺



 この事件は一体どれくらい前の話になるのだろうか

2000年代前半だと思うが正直定かではない

この事件の大まかな内容は

俺の敵対密売組織が、最近結構荒稼ぎしている

俺が単に目障りと言う


小学生の妬みかと

言うくらい、しょうもないどうしようもない理由で

俺の家は襲撃されてしまったのが

大まかな内容なんである


その時俺の家には子供と俺の2人だけで

誰もが寝静まっている午前2時か3時頃俺の家の鉄の扉を

奇声を上げながら

ガシャン、ガシャン、ガシャン

静かな廊下に響き渡る大きな音と一緒に

俺の思考回路が振り回される


インターフォンで出ると

M子の顔が写っている、M子は焦った様子で俺にドアを早く開けろ

と、言う身振り手振りをしている

寝ぼけた頭で俺は

近所に通報されたら困ると思いドアを開ける


ドかぁーーーん!!


ドアを開けた瞬間大柄な2人の輩がいきなり俺に

飛び蹴りを浴びせて来た

俺はその時はヘロインの切れ目で気分が悪かった上に

寝ぼけてたんで一体何が起こったのか全く理解できなかった

そのまま俺は抵抗するまもなく

2人に袋叩きに合い

時間にしてどれくらいかは定かでは無いが

殴るだけ殴った2人は部屋を出ていった


結局この襲撃で俺の右足は半月板が割れて

次の日には入院と言う自体になってしもたが、何よりも

全く反撃でけへんかった自分が

なんとも許しがたく、子供はその時

恐怖を感じ元嫁に電話をかけていたらしく

父親として情けのない姿しか見せられんかった自分の

ヘタレさに

当時は嫌気を感じていた



ところで、俺を襲撃した奴は一体誰やったんか?

そこにはM子が関係してたんで

直ぐに正体は分かったが

俺は2週間ほど入院した後、山を返す事なく

その後の事態を見守った


そして、事件の事が薄れ数ヶ月か経った時に

俺は反撃に出ることにした

反撃の方法はここで書くと

個人が分かってしまうので書く訳にはいかんが

少なくとも多少のダメージは与えたと俺なりに思う


その数カ月後

奴らのグループは消えてしまったのも

事実である


結構偉そうなことをこうして書いている

俺やが

正直な話し結構なヘタレでもあるもの

事実


この事件だけは忘れようにも、忘れられない

事件だった。

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