DATE: 04/14/2015
SilkRoad , Paragon ,Sgrum・・・・
前編からの続きである
末端の
ドラッグディーラーや、プッシャー如きが見る事の出来ない、
ピラミッドの上で行われている
ありふれた日常が暴露されることになったこの
裁判
更なる展開が待ち受けている
史上最悪の闇サイト「Silk Road」黒幕裁判(2)
8千万ドルを荒稼ぎした(。。)ウルブリヒト容疑者の素顔
FBIがサンフランシスコの公立図書館でロス・ウィリアム・ウルブリヒトを逮捕したのは
2013年10月1日のことだった。
翌日10月2日、最大の闇市場と呼ばれたSilk Roadのサイトには、
サービスの閉鎖を伝えるメッセージと共に司法省やFBIのロゴが掲載された。
さらにSilkRoadのBitcoinウォレットからは
360万ドル
相当(当時)のBitcoinも押収された。
「Dread Pirate Roberts(以下DPR)の名で
Silk Roadを牛耳った人物」としてFBIが逮捕したのは、
テキサス州在住の29歳の青年だった。
その報道を耳にして、さっそくウルブリヒトの情報をチェックした人々の多くは唖然とさせられただろう。
「闇市場のボス」として捕らえられた彼の様々な個人情報は、
簡単にインターネットで検索できる状態だったからだ。
あろうことか、彼は「LinkedIn」のアカウントすら持っていた。
そのプロフィールの自己紹介欄で、彼は以下のように語っている。
「私のゴールは、単純に人間の知識のフロンティアを拡大させることだった」
「(しかし)現在の私は進路を変えた」「私は、人々に対する
圧力と暴力
の行使を廃絶するための手段として経済理論を活用したい」
「私は、『社会制度や政府の力に頼らない生活』を、人々に直接的に体験させることに注力している」
まさに「リバタリアニストDPR」そのままの、
呆れるほどストレートな主張を、彼は本名と顔写真入りでオンラインに掲載していた。
正体を知られたくない黒幕の行動だとするなら、それはあまりに突飛だ。
さらに人々を驚かせたのは、ウルブリヒトの容姿だった。
DPRは、匿名通信と暗号通貨を巧みに利用し、麻薬販売や殺人依頼などの凶悪な犯罪行為を重ねた男
と伝えられてきた。
しかしFBIが逮捕した男は、マフィアの首領にも薬物ディーラーにも見えず、
またハッカーイベントにいるようなモヒカン少年や、研究者タイプの若者でもなく、
まるでアウトドア派の学生のごとき健康的な
、「Dread(恐怖)」
という言葉の対極にあるような好青年だった。
しかしDPRの容姿よりも気になるのは、
「FBIが、どうやって彼を特定したのか?」
という問題だ。
それは薬物には何の興味のないセキュリティ関係者たちにとっても非常に重要な話題である。
もしもFBIがTorの匿名化を破ったのなら、
セキュリティ業界を揺るがす事件だからだ
FBIはウルブリヒトを逮捕した際、
「彼は自身の身元に関するセキュリティで、多くのミスを犯していた」
「我々はSilkRoadのホストに利用されていた特定の海外サーバーを突き止めた」
「法的な相互援助の要請を通し、そこにアクセスした」と発表した。
彼のミスや捜査に関しては、訴状の中に具体的な説明があるものの、
肝心な詳細の部分(Torを介して行われた通信を追跡したのか、
それは成功したのか、
相互援助とは何なのかなど)については語られていない。
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