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2020/03/02

史上最悪の闇サイト「Silk Road」黒幕裁判(最終)ウルブリヒト被告に有罪判決が下る(BU)

2015年2月4日、

悪名高き薬物販売サイト
「SilkRoad(シルクロード)」
の創始者であり、運営者であるとして起訴されていた
ロス・ウィリアム・ウルブリヒト
(Ross William Ulbricht)
容疑者に対し、現時点で掛けられている7つの容疑の全てに有罪判決が下った。


史上最悪のオンライン違法市場として世界を轟かせたSilk Road、
そのサイトを運営していた通称
「Dread Pirate Roberts(以下DPR)」
の正体として捕らえられたウルブリヒトの人物像と逮捕劇、
そして始まったばかりの裁判の様子は以前にもお伝えしたが、
今回は彼の裁判に関する続報をお知らせしたい。


・史上最悪の闇サイト「SilkRoad」黒幕裁判(1)「麻薬版eBay」の解明は進むか?
・史上最悪の闇サイト「SilkRoad」黒幕裁判(2)8千万ドルを荒稼ぎした(?) ウルブリヒト容疑者の素顔
・史上最悪の闇サイト「SilkRoad」黒幕裁判(3)取り沙汰される「Mt.Gox」との関係




ニューヨークのマンハッタンを舞台に、
3週間以上にわたって繰り広げられたウルブリヒトの裁判は、
「DPRはウルブリヒトである」
という原告側の主張と、
「ウルブリヒトはSilkRoadの開設に携わっただけであり、本物のDPRは他にいる」
という被告側の訴えが、
最初から最後まで対立したままだった。




原告側は、
SilkRoadの管理人の一人として潜入していたFBIの特別捜査官をはじめ、
複数の証人による数々の証拠を集めて、

「ノートパソコンとWi-Fiだけを武器にSilk Roadを牛耳っていたDPR」

をウルブリヒトと結びつけた。
とりわけ、ウルブリヒトのコンピューターから
14万4000BTCのビットコイン
(逮捕時で約25億円相当)
が発見されたことは、陪審団にとっても非常にインパクトが強く、
分りやすい証拠だったことだろう。




さらに
「ウルブリヒトがDPRとして、Silk Roadの売人
(FriendlyChemistのハンドルを持つカナダ在住の男性)
の殺人を企てていたこと」
を示すメッセージも提示された。
もとよりウルブリヒトには殺人依頼の嫌疑がかかっているものの、
それは今回ニューヨークで開かれた裁判の訴因には加えられていないため、
ウルブリヒトの弁護団が
「irrelevant(不適切、的外れ)であり、不当な先入観を植え付ける」
として言及を避けるよう事前に要求していた問題だった。



・Prosecutors Accuse Ulbricht of Making Violent Threats to 
Protect Silk Road(The Wall Street Journal)

・Alleged Silk Road boss's lawyers want murder-for-hire 
evidence blocked from trial 

弁護団、
「6人の殺人依頼の話は避けるように」
と依頼
一方、
ウルブリヒトの弁護団のリーダーである
ヨシュア・ドラテル
(Joshua Dratel)
は、「匿名性の高いTorを利用したSilk Roadのサービスで、
DPRとウルブリヒトを結びつけるのは、
いかに短絡的であるのか」という点を繰り返し強調した。


また、破綻したビットコイン取引所
「マウントゴックス」
の創設者、マーク・カーペレス氏が
本当のDPRだという説を展開し、
さらにはウルブリヒトの知人たちに
「彼がいかに無害な人間であるか」
を証言させるなどして、全ての容疑を否定しようとした。


ドラテル弁護士は判決の前日の最終弁論で、
以下のように発言している。

「インターネット上の全てのものは、
『そのように感じられるもの』
とは異なっている......あなたは架空のエピソードを丸ごと作り上げることができる。
あなたがここで、それが本当だったのかどうかを語ることはできない」




しかし、
図書館で急襲を受けて逮捕され、
ノートPCを押収された際のウルブリヒトは、そのラップトップで
「DPR」
としてログインし、
Silk Roadの仲間とチャットを行っている最中だった。
その状況1つとっても、ドラテルのコメントは説得力に欠ける。
結局、彼の弁護団は
「彼がDPRでないこと」
を決定的に示す証拠を、陪審団
(おそらくは、ネット上でのなりすまし行為に詳しくない人々)
に示すことができなかったようだ。




Bloombergの報道によれば、
男性6人女性6人の計12人で構成されたマンハッタン地区連邦地裁の陪審団は、
わずか3時間半という短い評議の後、
すべての訴因についてウルブリヒトを有罪と見なした。
その判決で、彼が終身刑に処せられる可能性は低くない
(ちなみに彼が有罪となった7つの訴因のうちの1つは、それだけで最低20年の刑期が課せられている)。



さて、サイバーセキュリティ関係者にとって最も気になるのは、
匿名性を重視して設計されたSilkRoadでどのように犯人が特定されたのかという点だろう。
この問題については、
『Computer World』
のヨアブ・ジェイソン
(Joab Jackson)氏
が、5つのテクノロジー
(Bitcoin、チャットのログ、暗号化、SNSなどの公的なWebサイト、サーバーへの自動ログイン)
を説明しながら、それらがどのように犯人特定と結びついたのかを分りやすくまとめている。




この記事を基に考察した限りで言うなら、

「当局が、匿名性を守るように設計された環境を技術的に破り、
ウルブリヒトを特定した」とは言い切れそうにない。ヨアブ氏も記しているとおり、
ウルブリヒトはいくつもの失敗を重ねているからだ。
例えば、彼の利用していたチャットサービス

「TorChat」

は、メッセージの暗号化を約束するものであったにも関わらず、
彼はSilk Roadの管理人たちとのチャットログを
「プレーンテキストのまま」
自分のコンピューターに残すという方法を選んでいた。




その他にも、
「ウルブリヒトがGoogle+プロファイルでシェアしていたものと同じビデオが、
SilkRoadではDPRのアカウントでリンクされていたこと」

「Silk Roadの宣伝が2つのフォーラムに書き込まれた際、
その連絡先がrossulbricht@gmail.comであったこと」

といった、非常に脇の甘い凡ミスも数多く発覚している。
もしウルブリヒトが慎重に行動していたなら、
果たして当局は別の手法で彼を捕らえることができたのかどうか。
それは想像の域を出ない話だ。



一方で、Silk Roadの支配者DPRが、
これほど初歩的なミスを重ねるのは不自然では? 
と考える向きもあるだろう。推察の一例として紹介すると、
2013年の時点で彼のミスの詳細について報道していた

『The Register』

は、当時のウルブリヒトが
「自分の売り物でハイになっていた」
のではないかと論じている。



ともあれ、
ニューヨークのSilk Road裁判は終わった。

ウルブリヒトはおそらく控訴するだろうと考えられている。

またドラテルは

2015年3月6日、

「ウルブリヒトの無罪弁明に使われる証拠や情報の提供を、
米国政府は的確なタイミングで行うことができなかった。
(中略)
公正な裁判のやり直しを行う必要がある」
と訴える公式文書を裁判所に提出した。



<・Convicted Silk Road mastermind Ross Ulbricht demands trial do-over
(arstechnica.com)
・MEMORANDUM OF LAW IN SUPPORT OF DEFENDANT ROSS ULBRICHT'S 
POST-TRIAL MOTIONS 

ドラテルが提出した法定文書>


その訴えがどのように受け止められるかは分からないが、
いずれにせよウルブリヒトとSilkRoadに関する裁判はまだ終わったわけではない。
彼には別の容疑、つまり

「SilkRoadの運営において、6人の人々の殺害を依頼した容疑」










に関する次の裁判が待っている。



2015/01/07 に公開
WHERE: 500 Pearl Street, NYC 10007

WHEN: Begins Jan 13th at 9am (estimated to go on for a month, weekdays)

WHY: https://www.youtube.com/watch?v=osg2L...

WHAT YOU CAN DO: Report on the trial. Talk about the case. If you have a platform, push the issue. 
Use your imagination.

Donate to the http://freeross.org/ fund. It costs them 35,000 a week to defend their son. 

2020/02/24

「SilkRoad」裁判その後③ 暗黒サイト裁判記録(BU)


DATE: 04/20/2015


ようやく重い腰を上げブログに向かう気になったんで
かの、悪名高い
「「「「「  SilkRoad    」」」」」

裁判の記録を残すことにする。

日本では全くと言っていいほどメディアに取り上げられることは無かった
この事件・裁判
日本でも
簡単にアクセスできる
密売サイト

「「「「 アングラ proxy site 」」」」

かなり荒れてるサイト
何故
閉鎖されないのかは、調べる気にもならんので
分かりません。

表示方法は
キーに、「 アングラ 掲示板 」と検索して一番上に表示されるサイトを
click

注意、もし行くのなら最低 「 IP 」対策はしておくように。



史上最悪の闇サイト「SilkRoad」黒幕裁判③ 
取り沙汰される「Mt.Gox」との関係


Mt.Gox事件は日本でも取り上げられたんで知っている人も
多いだろう。

ビットコインなるものが消えた
これぐらいの認識だろう、

しかし

それ以上の報道はなっか様に記憶するんやが
実は・・・・



ウルブリヒト裁判の初日となった
2015年1月13日、
ウルブリヒトの弁護を務めるJoshua Dratel(ジョシュア・ドラテル)弁護士は、

「Silk Roadを開発したのは、確かに彼である」

ということを初めて認めたものの、
これまでと同様に「彼はいかなる犯罪行為にも関わっていない」との主張を繰り返した。

ドラテル弁護士による冒頭陳述は「ロス(ウルブリヒト)は薬物のディーラーではない。
ロスは重要人物ではない。
ロスは陰謀に関与していない」というものだった
(参照:Ross Ulbricht trial Day One: 'I DID invent Silk Road ... but I'm innocent')。




ウルブリヒトの作り上げたものは、
後に「世界で最も悪名高い薬物のオンライン市場」となったが、
「彼はDread Pirate Roberts(以下DPR)の正体ではない」
とドラテル弁護士は繰り返し主張し、
次のように語った。




「サイトを開発してから数か月後、ウルブリヒトは他の複数の個人へ
SilkRoadの管理を引き継いだため、
その後に起きた様々な違法行為に関しては、何もすることができなかった」

「捜査の手が迫っていることに気づいた当事者たちは、
ウルブリヒトを陥れてDPRに仕立て、責任をなすりつけた」




しかし、
検察側はそれらの話はナンセンスだと切り捨てた。
ウルブリヒトが図書館で現行犯逮捕された際、
彼はDPRとしてSilkRoadのサポートスタッフと情報交換をしている最中だったが、
そのときの相手のスタッフは
FBIの
Der-Yeghiayan
秘密捜査官だったというのだ。

つまりDer-Yeghiayanは
「数少ない内部スタッフ」の一人として、
これまでウルブリヒトの行動を監視してきたということになる。
ウルブリヒトの主張がやや大雑把で強引に聞こえる一方で
(彼のドラテル弁護士は、ウルブリヒトがサイトの管理を譲ったという相手の名前すら挙げていない)、
SilkRoadへの潜入捜査を行ったうえでウルブリヒトの逮捕に踏み切った検察側の言い分は、
かなり信頼性が高そうだ。



この初日の裁判の様子を伝える報道を目にした多くの人々は、
ウルブリヒトが圧倒的に不利だと考え、意外と早く決着がつくと予想したかもしれない。
しかし15日に行われた公判では、

ドラテル弁護士の口から爆弾発言が飛び出した。
それは、
「ウルブリヒトを罠にかけたSilk Roadの管理人DPRは、
Mt.Gox(マウントゴックス)の
マーク・カーペレスだ」
という突拍子もない話だった。




Mt.Gox
といえば、
読売新聞の元旦一面
「不正操作で99%のBitcoin消失」
を飾った、あの倒産した日本拠点のBitcoin取引所である。

そして前回お伝えしたとおり、
SilkRoadとBitcoinの
両社は非常に密接に関わっているため、
まったくの無関係とは言い切れない。
しかしあまりにも話が大きすぎて、
信憑性があるとは考えがたい発言ではある。




ここで終われば「トンデモ話」だろう。
しかし、
この裁判では米国土安全保障省のジャレド・デルエギイェッドアイン氏の
「たしかにカーペレスには、SilkRoadの管理者であるという疑いがかけられていた」

「2012年には彼のGmailアカウントを捜査する捜査令状も申請された」

「カーペレスはBitcoinの価値を高めるためにSilkRoadを運用していると考えられていた」

といった驚きの発言が確認される事態となった。

さらには、

「私は(カーペレスが)Dread Pirate Robertsであると証明するための証拠を山ほど持っている」
という宣誓供述書を特別捜査官が2013年に書いていたという事実も判明した。

この件に関し、
当のカーペレスは
「恐らくあなたを失望させるだろう。しかし私はDread Pirate Robertsではないし、
過去にそうだったこともない」
と速やかにツイートした。
また、
テクノロジー・ニュースサイト『art technica』の取材に対し、
彼は次のように答えている。
-----



「その捜査は、すでに結論が出ている。だからこそ、
いまSilkRoadの
裁判の被告席に座っているのは、
私ではない人物なのだ。私はただ、
弁護士のジョシュア・ドラテルが、彼の依頼人への注目をそらすため、
できる限りのことをしているのだなと感じるだけだ」




この裁判で語られた興味深い話
(カーペレスにとっては、とんだ流れ弾だったかもしれないが)
は、これだけではない。
決定的な証拠を掴んでいると思われたSilkRoadの潜入捜査官、
Der-Yeghiayan
氏に対するドラテル弁護士の質問では、
次のようなやりとりがあった。



<span style="color:#FFFF00">「あなた自身、『DPRとされる人物が何度も変化している』と思った。そうですね?」

「これは違う人が書いた文章だなと思ったことは、はい、ありました」

「あなたは組織の人々に対し、『DPRとされる人物が4月に変わった』
と話していませんでしたか? あなたは別のDPRがいると考えましたね?」

「その通りです」
(彼はそのような内容のメールを同僚に送っていた)

「あなたは1ダースのアカウントを持ち、管理者権限を持っていた」

「はい」

「あなたは他の管理者たち、InigoやLibertasと通信しましたね?」

「はい」

「彼らはあなたが捜査官だとは知らなかった。他のユーザーも、誰一人としてcirrus(Der-Yeghiayanが利用したアカウント)が捜査官だと気付かなかった?」

「そうです」

「あなたは複数のアカウントを持っていた。誰も『お前は捜査官だ! 警察だ! 出て行け!』とは言わなかったのですか?」

「誰と会話しているのかという点については、常に一定の不信感がありました。我々はどのアカウントで誰が活動しているのかを知るのが難しかった時期もありましたから」

「あなたはDPRと電話で会話したことがありませんね? 普通のインターネット接続で通信したことはありませんね?」

「Torの中だけです」</span>



つまり
「SilkRoad」
の内部に潜入していた
Der-Yeghiayan

は、DPRにあたる人物が変化したと考えたことがあったが、
それを確認できなかった。
また内部で働いている人々は、
他のアカウントを持つ人物が誰なのかを理解しておらず
(実際、Der-Yeghiayanは管理者の一人が女性であることを後に知らされて驚いている)、
またDPRともTorを通した連絡しか行っていない」
ということになる。


現時点でこの裁判について論じている間にも、
DPRや SilkRoadに関連した人物にまつわる新たな情報は次々と噴出している。
そして
「本当にウルブリヒトがDPRなのか?」
という問題以前に、
「そもそもDPRとは一人の人間の呼称だと考えて良いのか?」
という根本的な疑問を抱く人もいるだろう。

Mt.Gox
との関係についても、
更に新たな発言が飛び出す可能性もある。
もし、
FBIが描いた筋書きに曖昧さがあるとするなら、
これは意外と長い裁判になるかもしれない。




2020/02/23

SilkRoad_2 SilkRoad 閉鎖後1ヶ月後 【ヘロイン】(BU)



違法薬物サイト
「SilkRoad」閉鎖から1ヶ月で「SilkRoad_2」が出現

インターネット上で違法薬物の売買を行うサイトとして世界最大規模だった

「SilkRoad(シルクロード)」

はFBIによる摘発を受けて閉鎖され、運営者も逮捕されましたが、
これの流れを汲むサイトとして

「SilkRoad_2」

が出現しました。



Just a month after shutdown, Silk Road 2.0 emerges | Ars Technica
Silk Road Reborn: There's a New Dread Pirate Roberts


2013年10月1日、
アメリカ連邦捜査局(FBI)は違法薬物売買サイト「シルクロード」の管理者とされるウイリアム・ウルブリヒト容疑者を逮捕し、サイトは閉鎖されました。



しかし、それから約1週間後の10月7日、
「Dread Pirate Roberts(DPR)」
と名乗る人物が新しいサイトを立ち上げて、
シルクロードの再生を予感させるウェルカムメッセージを掲載。
シルクロードのフォーラムを利用していた売人たち(シルクロードコミュニティ)の間で、
「シルクロードが復活するようだ」との噂が流れ始めます。




DPRは、
シルクロードコミュニティのメンバー達が他の違法薬物売買サイトへ"浮気"しないように、
さまざまな質問・疑問に丁寧に答えました。
その結果、
シルクロードコミュニティからの支持を勝ち取ることに成功。
DPRは

「『Dread Pirate Roberts』

とは名前ではなく題名である」というメッセージをサイトに掲げていますが、
これは、
「シルクロードは特定の人物ではなく概念である」というシルクロードコミュニティの理念にも通じており、
DPRがシルクロードをよく利用していたメンバーであったことが推察されます。

違法な商品をやりとりするシルクロードの特性上、最も大切なことはメンバー同士の信頼であり、
互いの信頼なくして取引の場やコミュニティの存在が成り立たないことをDPRは良く理解しているといえます。


そして、
シルクロードが閉鎖されてから約4週間後、
ついに「シルクロード2.0」がDPRによって公開されました。

シルクロード2.0は、シルクロードと同じロゴ・サイトレイアウトを持ち、

「Tor」

というソフトウェアを経由することでのみアクセス可能である点も同様です。
そしてベンダー(売人)も旧シルクロードコミュニティからそっくりそのまま引き継いでいます。



DPRは、
シルクロード2.0の立ち上げにあたって多くの支援を惜しまなかった
シルクロードコミュニティに謝辞を述べるとともに、

「FBIによる、分断・征服・除去によって4週間の静寂が訪れましたがそれは一時的なものに過ぎませんでした。
より強固なセキュリティ対策を施したシルクロード2.0では、
シルクロードコミュニティがより強い絆を持つことになるでしょう。
いかなる組織もシルクロードの精神や情熱を押さえつけることはできません」

とサイト上で高らかに宣言しています。



新生シルクロード2.0にはすでに売人が自慢の商品である

ヘロイン・LSD・大麻
など違法な薬物を並べ始めているとのことで、
中には、リトアニアのパスポートに
2000ドル
(約19万6000円)
のプライスタグを付けている売人もいる模様。
DPRによると、
11月9日までにシルクロード2.0内で取引が再開されるよう準備中であるとのことです。


---------------------------

2013年11月08日 16時00分41秒 in メモ, Posted by logv_to

過去記事から抜粋しました。

SilkRoad_2

これがあらましである。


実際にサイトに行って覗いたけども、それはそれは
あらゆる違法薬物が簡単に買える状態で
ぐるナビの様に、売人を評価するシステムに成っており評判で質や、価格を
参考に出来る。

SilkRoad だけではなく、2-30の同様のONIONサイトをBrowseするための、
検索エンジン

SGURM 

なるBrowserなるものまで存在していた

2020/02/22

「SilkRoad」裁判その後②(BU)

DATE: 04/14/2015


SilkRoad , Paragon ,Sgrum・・・・


前編からの続きである

末端の
ドラッグディーラーや、プッシャー如きが見る事の出来ない、
ピラミッドの上で行われている
ありふれた日常が暴露されることになったこの

裁判

更なる展開が待ち受けている


史上最悪の闇サイト「Silk Road」黒幕裁判(2)
 8千万ドルを荒稼ぎした(。。)ウルブリヒト容疑者の素顔


FBIがサンフランシスコの公立図書館でロス・ウィリアム・ウルブリヒトを逮捕したのは
2013年10月1日のことだった。

翌日10月2日、最大の闇市場と呼ばれたSilk Roadのサイトには、
サービスの閉鎖を伝えるメッセージと共に司法省やFBIのロゴが掲載された。
さらにSilkRoadのBitcoinウォレットからは

360万ドル

相当(当時)のBitcoinも押収された。



「Dread Pirate Roberts(以下DPR)の名で
Silk Roadを牛耳った人物」としてFBIが逮捕したのは、
テキサス州在住の29歳の青年だった。

その報道を耳にして、さっそくウルブリヒトの情報をチェックした人々の多くは唖然とさせられただろう。
「闇市場のボス」として捕らえられた彼の様々な個人情報は、
簡単にインターネットで検索できる状態だったからだ。
あろうことか、彼は「LinkedIn」のアカウントすら持っていた。
そのプロフィールの自己紹介欄で、彼は以下のように語っている。




「私のゴールは、単純に人間の知識のフロンティアを拡大させることだった」
「(しかし)現在の私は進路を変えた」「私は、人々に対する
圧力と暴力
の行使を廃絶するための手段として経済理論を活用したい」
「私は、『社会制度や政府の力に頼らない生活』を、人々に直接的に体験させることに注力している」


まさに「リバタリアニストDPR」そのままの、
呆れるほどストレートな主張を、彼は本名と顔写真入りでオンラインに掲載していた。
正体を知られたくない黒幕の行動だとするなら、それはあまりに突飛だ。



さらに人々を驚かせたのは、ウルブリヒトの容姿だった。
DPRは、匿名通信と暗号通貨を巧みに利用し、麻薬販売や殺人依頼などの凶悪な犯罪行為を重ねた男
と伝えられてきた。

しかしFBIが逮捕した男は、マフィアの首領にも薬物ディーラーにも見えず、
またハッカーイベントにいるようなモヒカン少年や、研究者タイプの若者でもなく、
まるでアウトドア派の学生のごとき健康的な
、「Dread(恐怖)」
という言葉の対極にあるような好青年だった。



しかしDPRの容姿よりも気になるのは、
「FBIが、どうやって彼を特定したのか?」
という問題だ。
それは薬物には何の興味のないセキュリティ関係者たちにとっても非常に重要な話題である。
もしもFBIがTorの匿名化を破ったのなら、
セキュリティ業界を揺るがす事件だからだ



FBIはウルブリヒトを逮捕した際、
「彼は自身の身元に関するセキュリティで、多くのミスを犯していた」
「我々はSilkRoadのホストに利用されていた特定の海外サーバーを突き止めた」
「法的な相互援助の要請を通し、そこにアクセスした」と発表した。
彼のミスや捜査に関しては、訴状の中に具体的な説明があるものの、
肝心な詳細の部分(Torを介して行われた通信を追跡したのか、
それは成功したのか、
相互援助とは何なのかなど)については語られていない。




・・・・・続きを読むには・・・・・