こ奴の事をGと呼ぶ
俺は
Gの存在を俺達は全く知らんかった。
奴らは男女3人ずつの6人組で
リーダーのGは
トレイン・スポッティングにあこがれているのだろう
家には土足で上がり
奴らのアジトはまるでトレイン・スポッティングのワンシーンに
出てくる公営住宅そのものやった。
俺の第一印象やが
Gはヘロイン中毒が格好いいものと捉える
アホ丸出しのボンボンに見えた
最初に書いたが俺はGの事は全く知らんかったが
Gは俺の事を結構良く知っていた
それは、俺も驚くほどに
昔の俺から、当時の俺のことまで
知ってたんやから
俺は
ビックリするのも無理はないやろ
G等は6人のグループを作っており
Gはそれのボス的存在で
当時長堀橋やったかなぁ
多分
先に書いた
公営住宅の存在していた
24畳ほどの広さの
1ルーム
しかし、奴らはそこには帰らずに
大阪市内のホテルを転々と渡り歩いていたのだった
コイツラ6人の内訳を
軽く
1.まずG
2.G彼女
3.G彼女の丁稚(子分)
4.天才エリートA
5.A彼女
6.A彼女の丁稚
まぁ、6人の内訳はこんな感じやな
1~3
4~6
の
2チームで奴らは動く
多分にもれず6人とも俺らに比べれば
マシな、ヘロイン中毒者
何がマシかぁ?
コイツラは炙りか、鼻でヘロインオンリー
俺ら?
スピードボールのメインランニング
の
違いやな
判らん奴は自分で調べろ
!!
6人分のヘロイン代って
結構な金額と供給元が必要やが
コイツラは
どないしていたのか
?
どこからそんな金を奴らは捻出しているのか
?
当時の大阪のヘロイン中毒の傾向としては
次の様にに分類されていた
スマグラー
売人
インテリ層
支配者
奴隷
乞食
キチ○イ
言うまでもないが当然皆んな犯罪者なのは間違いない
奴らは、その中でもインテリ層に分類される
坊っちゃんや、高学歴者であり
務めている会社もかなりの大手だった
そこには有名なレコードレーベルの役職にある
人物が奴らの客と言う事もあって
奴等は
ツアーミュージシャンと言う肩書きで
ホテル代をレコード会社に支払わせていたと言うからくりがある
しかし、そんなもん
長続きするはずもなく
コイツラの凌ぎは「大黒屋」から
高額買取表なるリストを貰い
3人一組になり
高額化粧品や、薬、パソコンの
窃盗と言うか
万引が主な収入源
これが、俺が見る限り
結構な金になってた
毎日毎日
1組、10万円位の売上を上げよる
合計したら
20万
ヘロイン代が
コイツラ高いヘロイン買うてたんで
14万
残り、6万
これだけあったらホテル泊まって
飯も食えるはな
!!
コイツラは高い1g=7万の
ヘロインを買ってた
それも、この稼ぎではストックは無理
毎日毎日自転車創業で、まぁ~大変
俺はスマグリングで
大量のモノを
もってたんで、
コイツラの、3,6の
丁稚の女をネタで釣り上げ遊ばせてもろてたんやな
ヘロインだけやったら
女も
やる気無いので
グリングリンに濃いアミノプロパン打ち込んで
それは、それは、
想像も及べへん
楽しい遊びをしててんけど
それが、コイツラのチームワークを乱す様になってやな
そこに俺が現れ安いヘロイン
買えるようになったんやけど
そんなに万引毎日やってたら捕まってもおかしないはな
結局、6人の内3人が捕まってしもて
俺のドールが一人減り
6子を避難させたら
途端に残りも
捕まり、チームは解散
残ったのは6子のみ、まぁしぁーないから
6子引取
後は
この世界から消えたと思うてたら
・・・・・
又、続きは今度書くは
覚えてたらな
!!
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