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2021/03/18

復活──ゼロコインとは何者か?(BU)


DATE: 12/04/2015 13:43:08



「ほんとうに匿名」な暗号通貨の夢

ビットコインは「匿名のインターネット通貨」との触れ込みだったにもかかわらず、
実のところは、完璧に非公開に支払いができるようには設計されていなかった。

ゆえに暗号通貨ファンたちが待っていたのが、
完全に足のつかない金を約束する「ゼロコイン」(Zerocoin)の登場だ。


そのテクノロジーは、基本的に破られることのない匿名性を実現するよう考えられている。
数年におよぶ開発の末、その匿名暗号通貨はついに、(こっそり)始動しようとしている。
先日、Zerocoin Electric Coin Companyと名乗る企業が、Angel List(エンジェルリスト)に、個人投資家からの資金を募るためのウェブサイト立ち上げに関する投稿をした。



Zerocoinの新しいCEO兼共同設立者で暗号作成者でもあるズーコ・ウィルコックス・オハーンは、
『WIRED』US版へのメールで、同社がZerocoinを運用へ進めることを認めている。
のちにZerocashと知られることになるこれは、元々、
2013〜14年にジョンズ・ホプキンス大学、MIT、テルアヴィヴ大学の
暗号研究チームによって生み出されたものだ。

その目的は、現代の数学が提供し得る最高のプライヴァシーと
匿名性を実現する、ビットコインのような通貨をつくることにあった。

「ビットコインが〈HTTP〉なら、われわれは〈HTTPS〉といったところだ」とは、
Angel ListでのZerocoinに対する、ある種のアナロジーといえる説明だ。


ビットコインの取引はブロックチェーン上で公開され、
ビットコイン支払すべての公記録がビットコイン経済のバックボーンとして
役立っている。あるアドレスによって行われたすべての支払いを、
誰もが追跡できるわけだ。


一方、Zerocoinのブロックチェーンは、
「ゼロ知識証明」(zero-knowledge proof)という暗号手法を使用することで、
Zerocoin経済での取引において不正・偽造行為が行われないことを保証している。

しかしゼロ知識機能はビットコインと違い、Zerocoinのブロックチェーンが
支払い元、支払い先、支払い額までもは明かさないという
(参照:14年のIEEEセキュリティーとプライヴァシーに関する国際会議で、Zerocoin作成者が紹介した論文全文)。



言い換えるなら、Zerocoinは理論上、ユーザーが
完璧な匿名性をもってインターネット通貨を使うことを可能にする。
もっとも、更新されたAngel Listのページで彼らは、
同じゼロ知識証明においても、必要に応じてユーザーがそのプライヴァシーを放棄し、
例えばZerocoinで買った物のレシートなど、
その人が行ったあらゆる取引証明を公開することができると記載している。



とはいえ、立ち上げにあたってZerocoinがどのように利益を出そうというのか、
まったく明確ではない。
いまのところウィルコックス・オハーンは、われわれ『WIRED』からの、
同社がどう機能し、正式スタートがいつで、
新しい暗号通貨をいつ流通に乗せるのかといった質問に対する回答は避けている。




他の「ビットコインの代替物」と同様に、
Zerocoinも間違いなく、ビットコインとの激しい競争に直面することになる。

とはいえ、ウィルコックス・オハーンによれば、
有力なエンジェル投資家らはすでに
Zerocoinに715,000ドルを投資しているという。

Angel Listに名を連ねている初期からの支持者は、
ツイッターやウーバーの投資家ナバル・ラビカントと、
新興企業株式取引プラットフォーム、Second Market設立者バリー・シルバートである。

もう1人は、自由意志論者でビットコインの大御所であるロジャー・バーで、
彼はBlockchain InfoやBitBayの立ち上げに際し投資し、
そこから築いた財産の多くを、有罪判決を受けたSilkRoadの
作成者ロス・ウルブリヒトに対して融資している。

ゼロコインはまた、そのAngel List上でかなりの数の
「助言者」も挙げている。


ジョンズ・ホプキンス大学でコンピューターサイエンスを教える
マシュー・グリーン教授が率いるチームのほか、
暗号通貨の新興企業Ethereumの創立者
ヴィタリック・ブテリン、ビットコインを最初に開発した1人で、
ビットコイン財団の主任研究員であるギャビン・アンダーセンも名を連ねている。
また、ウィルコックス・オハーン自身も、彼自身の暗号クレジットをもっている
(彼は分散暗号化ファイルストレージシステム
「Tahoe LAFS」〈Tahoe Least Authority File Store〉の作成者でもある)。



支持者がいたとしても、Zerocoinが多くの批判や法律上の問題にぶつかることは避けられない。
暗号上追跡不可能な匿名通貨は、
マネーロンダリングやブラックマーケットの
売上に巨大な潜在力を与える可能性がある。

シルクロードの連邦検事は、1億3,400万ドル分のビットコインが
麻薬販売サイトからその作成者ロス・ウルブリヒトに
流れていることをつきとめたとき、
追跡の難しい暗号通貨が犯罪者にとっていかに価値があるかを証明することとなった。



関連記事:ヘロイン密売人、オンラインでのドラッグ密売について語る


取引を匿名化できる
「Dark Wallet」や「Bitcoin Fog」
といったサーヴィスを注意深く使えば、
現金やビットコインを使いすでに匿名取引できるようになって
いることが指摘されているが、
Zerocoinのつくり手側は、オンラインの
FAQでそういった懸念に答えようとしている。


関連記事:ビットコインの資金洗浄ソフト「ダークウォレット」つくった男たち"



むしろ、彼らは逆の意見を主張している。

彼らの暗号通貨を代替する物とはすなわち、
ビットコインに依存するということであり、
そのブロックチェーンは取引を非公開にしたいユーザーに
深刻な問題を引き起こす可能性がある、ということである。


「人は銀行の残高証明書を一般に公開したいと思うでしょうか? 

もちろんそうではないでしょう。

残高証明書(のオープン化)は、
人々のプライヴェートな情報を晒すものです」

と彼らは記載する。
「例えば精神科医への支払い情報は、その人が精神衛生上の問題を
抱えていることを明らかにしてしまいます」

source元 WIRED  http://wired.jp/
____________________

dooopindogはzerocoinに
出資しています。

参考動画




 
Microsoft ResearchでZerocoinについての
講演を行うマシュー・グリーン(2013年4月24日)。

2020/04/08

ヘロインの買い方【Tor Grams】How to get heroin by Grams darksite(BU)

シルクロードの裁判から間もないので
どんなもんかと

Grams



なる、darkSite Browserで覗いてみたんで、


動画で参考になれば、よいが、
マー、見て。
録画・編集状態
悪い、
申し訳ない
 ( ՞ਊ ՞)☝


Gramsは2017年に閉鎖になったらしいが

ダークウェブでは

現在でも全く問題なく色々な物やサービスが買えるのは間違えない
利用するにはそれなりのルールが存在するのと
ウィルス感染は覚悟の上で
利用する事を理解する必要があるので
気を付けるように

商品は必ず送られて来るので
税関対策を相手に必ず伝えるのと
自分でできる最大の防御もしておく事をお勧めする

自分ができる最大の防御とは
メールで金を払えば教えてやる
メールはアドレスフォームでなく、更新センター内にあるアドレスを見つけて
くれ、そのアドレスでないと
返信はしないので

よろしく

ほな

2020/03/02

史上最悪の闇サイト「Silk Road」黒幕裁判(最終)ウルブリヒト被告に有罪判決が下る(BU)

2015年2月4日、

悪名高き薬物販売サイト
「SilkRoad(シルクロード)」
の創始者であり、運営者であるとして起訴されていた
ロス・ウィリアム・ウルブリヒト
(Ross William Ulbricht)
容疑者に対し、現時点で掛けられている7つの容疑の全てに有罪判決が下った。


史上最悪のオンライン違法市場として世界を轟かせたSilk Road、
そのサイトを運営していた通称
「Dread Pirate Roberts(以下DPR)」
の正体として捕らえられたウルブリヒトの人物像と逮捕劇、
そして始まったばかりの裁判の様子は以前にもお伝えしたが、
今回は彼の裁判に関する続報をお知らせしたい。


・史上最悪の闇サイト「SilkRoad」黒幕裁判(1)「麻薬版eBay」の解明は進むか?
・史上最悪の闇サイト「SilkRoad」黒幕裁判(2)8千万ドルを荒稼ぎした(?) ウルブリヒト容疑者の素顔
・史上最悪の闇サイト「SilkRoad」黒幕裁判(3)取り沙汰される「Mt.Gox」との関係




ニューヨークのマンハッタンを舞台に、
3週間以上にわたって繰り広げられたウルブリヒトの裁判は、
「DPRはウルブリヒトである」
という原告側の主張と、
「ウルブリヒトはSilkRoadの開設に携わっただけであり、本物のDPRは他にいる」
という被告側の訴えが、
最初から最後まで対立したままだった。




原告側は、
SilkRoadの管理人の一人として潜入していたFBIの特別捜査官をはじめ、
複数の証人による数々の証拠を集めて、

「ノートパソコンとWi-Fiだけを武器にSilk Roadを牛耳っていたDPR」

をウルブリヒトと結びつけた。
とりわけ、ウルブリヒトのコンピューターから
14万4000BTCのビットコイン
(逮捕時で約25億円相当)
が発見されたことは、陪審団にとっても非常にインパクトが強く、
分りやすい証拠だったことだろう。




さらに
「ウルブリヒトがDPRとして、Silk Roadの売人
(FriendlyChemistのハンドルを持つカナダ在住の男性)
の殺人を企てていたこと」
を示すメッセージも提示された。
もとよりウルブリヒトには殺人依頼の嫌疑がかかっているものの、
それは今回ニューヨークで開かれた裁判の訴因には加えられていないため、
ウルブリヒトの弁護団が
「irrelevant(不適切、的外れ)であり、不当な先入観を植え付ける」
として言及を避けるよう事前に要求していた問題だった。



・Prosecutors Accuse Ulbricht of Making Violent Threats to 
Protect Silk Road(The Wall Street Journal)

・Alleged Silk Road boss's lawyers want murder-for-hire 
evidence blocked from trial 

弁護団、
「6人の殺人依頼の話は避けるように」
と依頼
一方、
ウルブリヒトの弁護団のリーダーである
ヨシュア・ドラテル
(Joshua Dratel)
は、「匿名性の高いTorを利用したSilk Roadのサービスで、
DPRとウルブリヒトを結びつけるのは、
いかに短絡的であるのか」という点を繰り返し強調した。


また、破綻したビットコイン取引所
「マウントゴックス」
の創設者、マーク・カーペレス氏が
本当のDPRだという説を展開し、
さらにはウルブリヒトの知人たちに
「彼がいかに無害な人間であるか」
を証言させるなどして、全ての容疑を否定しようとした。


ドラテル弁護士は判決の前日の最終弁論で、
以下のように発言している。

「インターネット上の全てのものは、
『そのように感じられるもの』
とは異なっている......あなたは架空のエピソードを丸ごと作り上げることができる。
あなたがここで、それが本当だったのかどうかを語ることはできない」




しかし、
図書館で急襲を受けて逮捕され、
ノートPCを押収された際のウルブリヒトは、そのラップトップで
「DPR」
としてログインし、
Silk Roadの仲間とチャットを行っている最中だった。
その状況1つとっても、ドラテルのコメントは説得力に欠ける。
結局、彼の弁護団は
「彼がDPRでないこと」
を決定的に示す証拠を、陪審団
(おそらくは、ネット上でのなりすまし行為に詳しくない人々)
に示すことができなかったようだ。




Bloombergの報道によれば、
男性6人女性6人の計12人で構成されたマンハッタン地区連邦地裁の陪審団は、
わずか3時間半という短い評議の後、
すべての訴因についてウルブリヒトを有罪と見なした。
その判決で、彼が終身刑に処せられる可能性は低くない
(ちなみに彼が有罪となった7つの訴因のうちの1つは、それだけで最低20年の刑期が課せられている)。



さて、サイバーセキュリティ関係者にとって最も気になるのは、
匿名性を重視して設計されたSilkRoadでどのように犯人が特定されたのかという点だろう。
この問題については、
『Computer World』
のヨアブ・ジェイソン
(Joab Jackson)氏
が、5つのテクノロジー
(Bitcoin、チャットのログ、暗号化、SNSなどの公的なWebサイト、サーバーへの自動ログイン)
を説明しながら、それらがどのように犯人特定と結びついたのかを分りやすくまとめている。




この記事を基に考察した限りで言うなら、

「当局が、匿名性を守るように設計された環境を技術的に破り、
ウルブリヒトを特定した」とは言い切れそうにない。ヨアブ氏も記しているとおり、
ウルブリヒトはいくつもの失敗を重ねているからだ。
例えば、彼の利用していたチャットサービス

「TorChat」

は、メッセージの暗号化を約束するものであったにも関わらず、
彼はSilk Roadの管理人たちとのチャットログを
「プレーンテキストのまま」
自分のコンピューターに残すという方法を選んでいた。




その他にも、
「ウルブリヒトがGoogle+プロファイルでシェアしていたものと同じビデオが、
SilkRoadではDPRのアカウントでリンクされていたこと」

「Silk Roadの宣伝が2つのフォーラムに書き込まれた際、
その連絡先がrossulbricht@gmail.comであったこと」

といった、非常に脇の甘い凡ミスも数多く発覚している。
もしウルブリヒトが慎重に行動していたなら、
果たして当局は別の手法で彼を捕らえることができたのかどうか。
それは想像の域を出ない話だ。



一方で、Silk Roadの支配者DPRが、
これほど初歩的なミスを重ねるのは不自然では? 
と考える向きもあるだろう。推察の一例として紹介すると、
2013年の時点で彼のミスの詳細について報道していた

『The Register』

は、当時のウルブリヒトが
「自分の売り物でハイになっていた」
のではないかと論じている。



ともあれ、
ニューヨークのSilk Road裁判は終わった。

ウルブリヒトはおそらく控訴するだろうと考えられている。

またドラテルは

2015年3月6日、

「ウルブリヒトの無罪弁明に使われる証拠や情報の提供を、
米国政府は的確なタイミングで行うことができなかった。
(中略)
公正な裁判のやり直しを行う必要がある」
と訴える公式文書を裁判所に提出した。



<・Convicted Silk Road mastermind Ross Ulbricht demands trial do-over
(arstechnica.com)
・MEMORANDUM OF LAW IN SUPPORT OF DEFENDANT ROSS ULBRICHT'S 
POST-TRIAL MOTIONS 

ドラテルが提出した法定文書>


その訴えがどのように受け止められるかは分からないが、
いずれにせよウルブリヒトとSilkRoadに関する裁判はまだ終わったわけではない。
彼には別の容疑、つまり

「SilkRoadの運営において、6人の人々の殺害を依頼した容疑」










に関する次の裁判が待っている。



2015/01/07 に公開
WHERE: 500 Pearl Street, NYC 10007

WHEN: Begins Jan 13th at 9am (estimated to go on for a month, weekdays)

WHY: https://www.youtube.com/watch?v=osg2L...

WHAT YOU CAN DO: Report on the trial. Talk about the case. If you have a platform, push the issue. 
Use your imagination.

Donate to the http://freeross.org/ fund. It costs them 35,000 a week to defend their son.